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志摩観光ホテル ラ・メールの伊勢海老クリームスープ

父と一度だけ志摩観光ホテルに宿泊したことがあります。

この日は親子三代(父、私、息子)で伊勢参りのため、大晦日の夕方にチェックイン。

父は部屋に着くなり、部屋にお弁当を頼んで、がーっと流し込むと

「有美さん、パパはもう寝ますから、キミとモックン(息子)はあとでダイニングで食事をしなさい」

そう言って、さっさと寝支度を始める父にお休みの挨拶をして

超楽しみなディナータイムです!

何せ、明日の朝4時にはお迎えの車に乗るのですから

夜明け前の寒さに耐えれるように、アウトドア温かスタイルの私と小学生の息子が

メインダイニング、ラ・メールに行くと

「佐藤さま、お待ちしておりました、さ、こちらへどうぞ」

通された場所は夕陽が美しく見える角の特等席!

さすが、パパの根回し、サイコー!!

ルンルンしたのはつかの間

ディナータイムで、だんだんお客さまが増えてきたのですが、みんな超正装ではありませんか!

隣のテーブルのドレス姿のマダムが私を睨んでいます。

私と息子のみすぼらしい服装を咎めるような冷ややかな視線。

お子様たちまでドレスかスーツの華麗なるご一族の晩餐のお席の横で

みすぼらしいアウトドア対応ファッションの若い親子、、、ミスマッチにもほどがあります。

そのときの記憶で最も印象に残ったのが、この伊勢海老のクリームスープ。

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メニューをチェックしたら、ディナーコースは一人35000円くらいだったような、、、

そりゃあ、伊勢海老だの、鮑だのと高級食材のオンパレード、、、

何せ、志摩観光ホテルは山崎豊子の「華麗なる一族」の舞台になった場所ですからね。

父と宿泊したのはこのとき一度きりですが、

父が車椅子になって遠出ができなくなってからの私のお楽しみは

志摩観光ホテルでランチ!

鮑や伊勢海老がごろごろ入った海の幸カレーと、スープは絶品伊勢海老クリームスープにアップグレードするのがおススメ。7000円+αですよ。

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お味? そりゃあもう、なんともいいあらわしようのないほどでして、、、。

一年頑張った自分へのご褒美にいかがでしょう。

大晦日・父と伊勢参拝の思い出

はじめまして。経済界社長の佐藤有美です。

初めてなので自己紹介、と思ったのですが、今日は2012年の大晦日ですから

野暮な自己紹介は後回しにして

唐突ですが、大晦日の思い出を、、、。

父から社長をやれ、と言われたあの日から早11年。

今でこそ、父は車椅子生活になって穏やかな老後を過ごしていますが

11年前は現役でしたし、杖をついているくせにやけに元気で周囲を振り回すほどでした。

そんな父が毎年欠かさない行事の一つにお伊勢参りがあり、

大晦日に志摩観光ホテルに泊まって、翌日(正月)の朝4時にお迎えの車で伊勢神宮に参拝する、というのが毎年のことでしたが、

大晦日=休日ですから、家族の中では今年は誰がパパの餌食になるか、押し付けあったものでした(笑)。

たいてい母か私にお役が回ってくるのですが、社長になったとたん、コレも私の仕事になったわけで、、、。

当時の父は杖をついて歩いていたものの、やはり宿泊となると大変だと自覚するようになっていたようで、

日帰り参拝でした。

大晦日の始発の新幹線で名古屋まで行き、名古屋から近鉄に乗り換え、宇治山田駅に降りると、近鉄さんのアテンドで伊勢神宮内宮まで。

伊勢神宮は鳥居をくぐって内宮まで普通の人の足で15~20分歩くのですが、

父は杖をついて、私にもたれかかりながら、足を引きずるようにしてゆっくり歩きます。

よろよろと歩く老人とそれを支える娘を、参拝客にどんどん追い越され

「パパ、大丈夫、もう少しだけど、車椅子に乗る?」

「いや、大丈夫です、私は自分の足で歩きたいんですよ」

そういいながら、外気温3度と寒いのに、父の額にはうっすらと汗がにじんでいました。

そんな父の横顔を見ながら、心の中で父に声援を贈ったものです。

三歩歩いてため息をつき、また三歩進み、、、そんな感じでゆっくりゆっくり前に進みます。

時々、父は私の肩に思い切り体重をかけてくるので、父を支えるのに精一杯でしたが、

ようやく内宮の階段下に到着したときの父の嬉しそうな顔といったら!

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この写真が父の最後の伊勢参りの思い出となりました。

あれから10年。伊勢神宮も来年は式年遷宮で新しいお社にお引越し。

父も新政権に喜ぶ一人でありますが、

今の時代をしっかり目に、心に、焼き付けながら長生きしてもらいたいものです。

いつの時代も変わらないものと変わりゆくものがあるように、

我々経済人も、新しい時代の波に乗っていきたいものです。

良いお年を!!

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佐藤有美ブログ


by satoyumikeizaikai